第40回TFG懇親クロ釣り大会

レポート/フィールドテスター 小笠原 勇

 2月9日(日)、第40回TFG懇親クロ釣り大会が開催されました。

 場所は、大分県米水津一帯の釣り場です。

 午前5時に受付を開始、総勢47名の参加者となり、大会は賑やかなムードでスタートしたのです。

 今回配布された集魚材は、「グレナビ」と「プレミアムレッドグレ」が各1袋ずつです。

ツケエとして、「はちみつ仕込み生」のMサイズが支給されました。

はちみつ仕込み生M

今時期のクロは、水温の低下、産卵の準備など、年間を通じて最も渋い時期とされています。

この渋いクロを狙って、釣り師は試行錯誤しながら、自分の最も得意な仕掛けを組み上げ、その場に対応した釣り方を展開していきます。

〇魚の棚を探し、その棚にツケエを送り込む
〇浅い棚までクロを浮かせて狙う
〇際を攻める
〇遠投で攻める

 この多種多彩な釣り方に対応した集魚材が、今回支給された「グレナビ」と「プレミアムレッドグレ」です。この2袋をオキアミと絡ませ、混ぜていきます。

 仕上がったマキエは、上の棚から下の棚まで、さらには幅広く拡散していきます。

 加えて、遠投も足元も自由自在です。

「グレナビ」は、上の棚から下の棚まで、「プレミアムレッドグレ」は浅い棚で拡散。この最強の組み合わせで、渋くスレたクロを狙ったのです。

 朝6時、小浦港から功明丸と千代丸の2隻体制で沖磯に展開です。

 この日の米水津は、北西の風が強く吹き付け、数日前からの雨。そして、気温の低下など、悪条件が重なりました。

 しかし、TFG会員のメンバーは、この悪コンディションを吹き飛ばし、クロを釣り上げていったのです。

 午後2時、納竿となりました。

 厳しい状況が重なった大会でしたが、検量場には予想以上のクロが持ち込まれ、大いに賑わいました。

 優勝した谷本さん。磯際を丹念に狙い40cm後半のクロを揃え、ぶっちぎりの重量を叩き出しました。

 準優勝の江藤リーダー。2ヒロ程の棚に狙いを絞り、浮かせてクロを釣り上げていました。巧みな技で2桁安打の釣果でした。

 3位の石川陽由君は、小学6年生。今回の最年少でありながらも、半遊動の仕掛けでクロの居る棚をいち早く見つけ、食い渋りのクロの口元に餌を届けての好釣果です。

 この厳しいコンディションでのクロ釣り大会となりましたが、上位3名の異なる釣りにも対応した、ベストマッチブレンド集魚材!!

 とても頼もしい集魚材だと感じました。

大会結果

入賞者

釣果写真

じゃんけん大会